お役所からタダで得た情報で利益をあげる簡単な方法なんていうものがあったら知りたいと思いませんか?
役所から最新の情報を取るための方法とは?
〜元代議士秘書、現役の行政書士だから知っているテクニック〜
お役所からの最新情報がほしい!お役所の情報をビジネスに活用したい!と思っているあなた!おめでとうございます。あなたは、これを読んだあと、ほしい情報をお役所から自由自在に取り入れ、あなたのビジネスに活用できるようになることと思います。ですから、読み終わった後には、「うんうん。よく分かった」なんて言っていないで、即、実践してくださいね。それだけ、具体的に書いていきますから。
さて、しばらく前からよく「現代は情報社会だ」と言われていますね。情報の重要性はいろんなところで言われています。そして、そのとおり、「情報」というものの価値が高まってきているのは事実です。あなたもそう感じているのではないでしょうか?
景気は低迷、規制改革はどんどん進む、競争は激化、大手資本や異業種からの新規参入組がさらに競争を激しくさせています。経済の状況は刻々と変化し、弱肉強食、下克上の不確実なこの時代。だからこそ、「情報」が価値をもってくるのです。しかし、現代はインターネット等により今まで以上に情報はあふれかえっていますね。そんな中、必要な情報を、正確に、より早く掴むことが重要になります。その点、お役所の情報というものはかなり確実性の高い情報です。この情報を使ってビジネスに活用していきましょう。
ところで、ここに書かれてあるお役所からの情報収集のテクニックは、私が実際に仕事で使っている情報収集術です。元お役人が書いたものでも、コンサルタントが書いたものでもありません。実際に私がビジネスに使っているものです。ですから実はもっといい方法もあるのかもしれません。でも、私が自分でビジネスの現場でいつも使っている手法ですから、いい加減ではないということだけは保証します。さあ、この情報収集術を使ってあなたのビジネスを活性化させましょう!
第1章 知っている人だけが得をする
さて、あなたは、2005年3月、モスクワでフィギュアスケートの世界選手権があったのをご存じですか?華麗な演技で日本中を魅了してくれました。特に日本では女子の荒川静香選手、安藤美姫選手、村主章枝選手が有望で大変な期待を集めた大会でした。フジテレビが全国放送しましたが、このときフジテレビでは、この大会をホームページで次のように紹介していました。
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ロシア・モスクワで行われる第95回世界フィギュアスケート選手権大会の模様をフジテレビ系全国ネットでお送りします。
今や世界に冠する日本女子フィギュアスケーターたち。メダルの期待のかかる女子の代表は、荒川静香選手、安藤美姫選手、村主章枝選手の3名。荒川静香選手はディフェンディング・チャンピオン。国際スケート連盟のランキングでは堂々の1位。日本人初の大会連覇に期待がかかる。17歳の現役女子高生・安藤美姫選手は、昨年の全日本選手権で見事優勝し、2年連続の出場。女子で世界初の4回転ジャンプに成功した彼女の成長ぶりには目をみはる。そして村主章枝選手は、世界選手権への切符、残り1枠となって挑んだ四大陸選手権で見事に優勝。世界選手権常連の彼女が、勝負を決すると彼女自身がいう精神力を発揮するのか!
フジテレビでは、この注目の大会をロシア・モスクワと中継で結び、世界の頂点に向けてチャレンジする日本女子選手の演技を中心にお送りします。
(中略)
☆出場選手☆
〜女子シングル〜
世界ランキングTOP10になんと4人を送り込んでいる「世界最強」の日本女子、前回大会では荒川静香が優勝を果たしたが、今回も表彰台の可能性は果てしなく高い。当然、注目度もNo.1!
(引用終わり)
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このように期待の高まった世界選手権でしたが、結果は、「メダルなし」でした。トリノオリンピック出場枠「3」という快挙は成し遂げましたが、日本のメダルゼロは4大会ぶりだということでした。期待された大会でまさかの「メダルゼロ」。この大きな要因に「採点方法の変更」があると言われています。新採点システムは、2003〜2004年のシーズンからで、当初はグランプリシリーズのみの採用だったが、今期から全面的に切り替わり、新採点システムで初めての世界選手権だったということでした。
私が特に注目したのは荒川選手の結果です。荒川静香選手はディフェンディング・チャンピオンで、国際スケート連盟のランキングでは堂々の1位。非常に前評判も高かった選手ですが、終わってみれば、9位で日本女子注目の3人の中では一番低い順位という結果でした。荒川選手は、試合後に
「採点方法が変わったのを知らなかった。勉強不足だった。」
とコメントしたそうです。また、荒川選手のコーチには、世界的に有名なコーチがついていたそうですが、いくら良いコーチの指導を受けて、高い技術を身につけても、ルールにあわない演技では優勝はできないということですね。このコーチは、技術以外の面ではサポートしてくれなかったということでしょう。技術コーチに頼るだけではいけないのですね。情報面、精神面、管理面などのアドバイザーも必要だということがはっきりと分かりました。
さて、このフィギュアスケート大会の「ルール」これがあなたのビジネスに直接関係のある「ルール」だったら、あなたは知らなかったではすまされませんよね?このビジネスの「ルール」とは、商習慣であったり、各業界の規則であったりしますが、最重要のルールは、やはり「法律」ということになります。なぜなら、このルールが守れない企業には、「強制力」をもって市場から排除されることになるからです。新聞でも企業の不祥事がにぎわう今日この頃ですが、ルールを「知らなかった」といって市場から排除されていった経営者はたくさんいます。明日は我が身とならないように情報収集をしていきたいものです。
一方で、知らなくて「損をした」ということもあるでしょう。知っている人だけが得をするということが世の中にはたくさんあります。私だって、「得」をしたいと思います。でも、お役所の情報については、「知っている人だけが得をする」のは、おかしいと思うのです。それではいけないと思うのです。公的サービスは公平でなくてはなりません。ですから、私は、私が知り得たお役所の情報はできる限り多くの方と共有したいと思って、情報発信を心がけています。その一環として、この「お役所の最新情報はこうやってとる!」もあるのです。
フィギュアスケートの荒川選手のことを教訓として、あなたがルールを「知らなかった」ということにならないようにお話をすすめたいと思いますので、あなたは、この情報術を存分に活用してください。
第2章 私がお役所の情報をつかめるわけ
さて、お役所からの情報はどうやって集めればよいでしょうか?もちろん、まずは、興味を持つことから始まります。興味を持つということの重要性は、後ほどお話しします。まずは、興味をもった情報、そして、何か気になることがあったときにどうすればよいのか?という具体的なノウハウをあなたにお教えしたいと思います。
もちろんお役所情報の中心は「法律」です。なにしろお役人は、国会や地方議会で国民・市民のために定められた法律を、国民・市民のためにこなしていくのが仕事なのですから。ところで、私がこうした情報の集め方を公表するのは、ちょっと怖い気もします。なぜなら私は、法律情報をつかった仕事にしているからです。あなたが自分自身で情報を取れるようになったら、私はもう、あなたには必要なくなってしまうかもしれません。これでは、私は商売になりません。でも、この情報収集術は、あなたのためになると同時に私のためにもなるのです。なぜなら、私は、今後、あなたから不要なものとされないよう、今まで以上に情報収集能力を高めようと努力するはずだからです。さらに、先ほども書きましたが、お役所の情報については「知っている人だけが得をする」というようなことはおかしい。特に「正直者がバカをみる」ような世の中にはしたくないという強い思いがありました。これは、後でできてきますが、私の独立したときの経緯からも影響があります。権力やお金を持った「特権階級」の人だけが知っているという状況がイヤだったのです。ですから、ここで私のノウハウは、出し惜しみせずにあなたにお伝えしますのでしっかり読んでくださいね。
さて、具体的なノウハウをお伝えする前に、なぜ私が、そのような技術を持っているのか、本当に確かな技術なのかというご心配もあるかもしれませんので、ご説明します。私は、現在、行政書士という法律家を生業としていますから、お役所の情報には、非常に興味を持っています。ただ、それだけなら、他の行政書士とあまり変わりがないとお思いになるかもしれませんが、誤解を恐れずに言えば、行政書士の多くは、新しい情報を知らないといっても過言ではありません。それは、まず第一に、本当にやる気のある人は、限られた人だということです。これは、どこの業界も同じかもしれません。しかし、他の業界と違うところは、行政書士の多くは、お役所を退官された方が非常に多いということです。ですから、本当にやる気のあるという人の割合が少ないのです。自分のいる業界をこんな風にいうのは気が引けますが本当なのです。しかたがありません。業界の人間なら誰でも知っていることです。また、他の「士業」といわれる業界も、割合はわかりませんが、同じように、関連のお役所を退官された方が多くの数を占めていることは事実です。このような方たちの中にも、積極的に新しい情報を仕入れて、お客様のためにと一生懸命な方もいます。しかし、多くの方は、自分のいた専門分野でその当時の法律から抜け出すことなく業務をしているという実態です。そして、お役所出身ですから「顧客サービス」「市場での競争」などとは無縁であっても仕方がありません。例えば、許可申請の申請書の書き方や申請に必要な添付書類はこれが必要だというようなことは本当に知っていらっしゃいます。しかし、その添付書類は、あなたがもっていかなければなりません。持っていけば、これはだめとかこれはいいとか言ってくれますし、その判断についてはやはり優れていらっしゃると思います。でも、その添付書類って定型的でないので一番厄介だったりもするのです。そして、その書類がない場合にはどうしたらよいのかというようなことを一緒に考えてくれたりということは期待できないかもしれません。
こういった方々は、新しい仕事を覚える気があまりありませんから、行政書士だからといってお役所の最新情報に興味があるとはいえません。また、ある一定の仕事だけをしている方や2代目3代目の方の中にも新しい仕事を覚える必要がないという方もいらっしゃいます。例えば、陸運局の前で自動車登録だけしかやらないという方、自動車の免許センターの前で、免許の書き換えしかやらないという方も本当にいらっしゃるのです。専門的といえばそうなのですが、同じような状況でも中には、違う分野の勉強を熱心にしていらっしゃる方もいるのです。こうした事実からも、行政書士だからといってお役所の最新の情報に興味があるかどうかはわからないのです。
そして私はというと、お役所出身でもなく、独立当初は、いわゆる地盤、看板、カバンは全くありませんでした。さらには繰り返しやっていける定型の業務というものもありませんでした。しかし、独立したわけですからなんとかお客様を獲得しなければなりません。他の事務所とは違った特色を打ち出す必要がありました。そこで、私は、お役所の新しい情報をお客様にお伝えすることで、他の行政書士事務所との差別化を図ろうと考えたのです。ですから、最新の情報を得ようとする意気込みは本気です。そして、私の前職の経験もいかすことができるかもしれないと思いました。私は、以前に代議士の秘書をしていたことがありました。国会議員とは、法律を作ることがメインの仕事です。だから、立法府と呼ばれているのです。多くの方が忘れているかもしれない事実です。(笑)
とにかく、私はそこで、法律が作られていく現場を見てきました。どんな風に原案ができるのか、それを、だれがどんな風に直していくのか、そして、どのようにして決定し、運用されていくのかなどを約3年にわたり体感してきました。そこには、もちろん、奇麗事ではないこともたくさんあります。もちろん、不正は許されませんが、清濁両方あって、それが人間らしいと思うのです。法律というのは、本来、いろんな人の意見が反映されてとても人間味のあるものなのです。
しかし、そんな良い法律も、多少捻じ曲げられることもあります。いろんな方の意見を取り入れて、いろんなところで紆余曲折を経ていくうちに、最初の立法趣旨とは程遠くなってしまうというものもあるのです。中には、誰かの利益のために曲げられることもあるかもしれません。また、せっかくそれらしく立法しても、法律では細かく決めることが難しいところがあり、そういうところは、政令、省令といったことで決めましょうとなることが多いのです。この、政省令などにより、お役人さまのいいように捻じ曲げられることもあるかもしれません。そうしたときに立法府が骨抜きにされ、行政府が実権を握るのです。まさに裸の王様です。まあ、そんなこともあったかもしれないし、なかったかもしれません。とにかく、立法作業がどんな風に行われるかを知っていたので、どこから法律情報がでてくるかある程度予測がつくようになっていたのです。そして、それを私は活用してきたのです。もちろん、議員さんのルートを使えば一番早いのかもしれませんが、それは、ほとんどしませんでした。なぜなら、公平ではないような気がしましたし、それにそんなに、いつもお願いばかりできるわけではありません。それに、もうひとつ、こんな理由もあります。
私が、行政書士になった動機のひとつに、お役人が権力者(議員)に対する態度と、一般市民に対する態度があまりに違うので、それを解消したいという思いがありました。私が代議士の秘書として議員会館にいるときは、○○省の事務次官(お役人のトップです)がきて、私に頭を下げて、「これこれについてご説明させてください。」とくるのです。(もちろん、私「個人」にではなく「代議士の代理」としてですよ。)しかし、私が普段、一市民として市役所に行ったりすると、「これは、ここじゃない。あっちにいけ」とか「あれがないとできないからもう一度出直してこい」とかいわれるわけですよね。このような態度のギャップを埋めたいと思うようになったのです。それには、どんな方法があるかと考えると、私自身が権力者になるか、権力者を動かせるほどのお金持ちになるか…。ちょっと両方ともできそうもなかったですし、そうなりたいとも思っていなかったので、それなら、知恵をつけるしかないと思ったのです。そんなこともあったので、できるだけ、一般人としてお役人から情報を聞き出すことを考えました。
もちろん、方法はひとつではありません。それに、どこまでの情報が必要かでやり方も違ってきます。私もいろいろやってみました。しかし、一般的にビジネスに必要な情報ということに絞って考えればそんなにいろんな方法や難しい方法などは必要ないのではないかと思います。そこで、誰でもできて、やったらやっただけ得する方法をお伝えします。
第3章 誰でもできる情報収集術
まず、気になる情報を集めます。集める方法は、後述します「ベンツ」の方法で「フック」をたくさんつくり、そして、よく引っかかるようにフックを磨いておくことが必要です。ここでは良く言われるように「アンテナを張っておく」ということだと理解してください。(「ベンツ」とか「フック」は例えですから分からなくても大丈夫です。どうしても気になる場合は、第3章から読んで戻ってください。)これは、普段していることが重要になってきます。第一には、新聞を読むことです。それに、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなどの情報ですね。真剣にみるのはどれかひとつでも良いと思います。また、業界紙、専門誌などは、別な情報源になりますので、こちらも見る時間があれば見てください。
それと、自治体の公報や情報誌、ホームページ、官報なども良い情報源です。あとは、本当に普段の生活の中であなたが見たり聞いたりすることから情報となるものを選択するのです。コンビニに買い物に行ったとき、ご飯を食べているとき、職場での仕事を通じて、あるいは、家族との会話の中にも優れた情報が隠されています。うまく「フック」に引っ掛けてください。
さて、引っかかった情報を次にどうするかです。それが、すでに、確定している情報の場合、まず、お役所の担当部署に問い合わせをします。担当部署というのは、元となる情報に記載がある場合もありますし、なければ、代表の電話番号にかけて、「○○の担当の方をお願いします」と言えば電話を回してくれます。そして、その担当部署で、資料などを送ってもらうようにしてください。良い担当者にあたれば、郵送、FAX、ホームページからのダウンロードなど様々な方法で資料を与えてくれます。担当者が「はずれ」でかなり面倒な雰囲気の場合には、苦労しますが粘り強く交渉すれば大丈夫です。こちらが分からないからといって卑屈になる必要は全くありません。政府のお役人は国民のために仕事をしているのですから。とはいうものの、相手も人間ですから、こちらが
「あんたは、公僕なんだから私に教えて当然」
というような態度でむかえば良い結果は生まれません。とにかく、私たちは、良質な情報を手にすることが目的なのですからそれを忘れないでください。
それと、お役人が面倒な態度をとるときに考えられるのが、一般向けに資料などを作成していない場合です。でも、ここでも、きちんと話せばとっかかりになる資料は教えてくれますし、その資料を見て質問すれば教えてくれます。それから問い合わせなどをする際には、できるだけ、担当者の名前を聞いてください。その後再び質問するときにやり易くなります。電話以外に、実際に窓口に行って情報を聞き出す際にも、同じように有効なのは、担当者の名前を聞いておくということです。
それから、たらい回しにされそうな場合には、まわされる次の担当者の名前まで聞いていくといいです。そして、その担当者に会いに行ったら、○○課の○○さんからこちらだと伺いましたというと効果的です。相手も逃げづらくなりますよ。
もちろん、自分もきちんと名乗りましょう。私なら、普通は「行政書士の海老澤です」といいます。でも、名乗り方は、そのときにあわせて変えてもいいですね。「○○業を営んでいます海老澤です」とか「神奈川県に住んでいる海老澤です」とか。自分が言いやすく、しかも、自分がこの質問をするのが相応しいと自分で思えるような名乗り方をするとお役人に気持ちの上で負けなくなります。どのように名乗ったとしても、ウソを言うわけでもなし、相手は質問者のことにたいした興味ももっていないでしょうし、いつまでも覚えてなんていませんから安心して名乗ってください。ぜひ、あなたのやりやすい「肩書」で質問してください。質問するにあたって、気持ちの上で負けないということは非常に有効な手立てとなります。何度かやっているうちに、自信がもてるようになります。試してみてください。
さて、問題なのは、担当の部署がわからないときですね。私も、質問したいことがあってもどこに質問していいかわからないことが良くありました。そして、わからないと、「うーん。わからないからあとで。」と言っているうちに、面倒になる、あきらめる、あるいは、忘れるということになります。あなたも、そんなことありませんか?
でも、どうしても知りたいときは、私も、とてもイヤでしたが勇気を振り絞って電話してみました。どこに聞けば良いかわからないので○○省の代表電話番号に電話してみました。
「はい。○○省です。」
こちらは、緊張しながら
「××について聞きたいのですが…」
「はっ?」
「いや、だから××についてです」
「…。では、△△におつなぎします」
「はい。△△です。」
「行政書士の海老澤と申します。××についてお聞きしたいのですが。」
「あー、それは、うちじゃないですね。○×にまわしますね」
「…。」
このあとは、あなたもご存知のとおり、延々と同じことが繰り返され、そのうちに、「まわしますね」と待っているうちに「ブチッ」と切れてしまったりします。これがいわゆるたらい回しですね。私も何度も経験しました。そうしているうちに、たらい回しにされないひとつの方法をついに見つけだしました!
☆3−2 超かんたん!こんな秘策があった!
それは、「はい。○○省です。」の次に、私が発するこの魔法の言葉です。もったいぶらずに早速、教えちゃいます。それは、
「広報の担当の方をお願いします」
これだけです。これを、あなたも覚えておいてください。聞いてみれば、「なーんだ」というようなことだと思いますが、お役所の場合、こういうときにもっとも「つかえる」のが、「広報担当」なんです。つっこんだ質問は答えてくれませんが、どこで、聞けばわかりそうなのか探し当ててくれる確立は非常に高いです。また、その質問が、例えば新聞をみたのであれば、
「○月○日の××新聞にでていたことです」
といえば、それを探してくれます。この「広報担当の方をお願いします」はかなり、広範囲につかえます。市役所などでも必ず担当がありますし、「広報」という部署は、対外的な役目を担っていますから、なんとかしようとしてくれます。それが彼らの仕事ですから「うちではありません」というようなつれない対応はありませんので安心してください。いわば、インターネットのポータルサイトと呼ばれている場所の「検索」の機能にあたるといっても良いでしょう。
しかも、さらに良いことに、担当の部署も、どこからかかってきた電話かわからないという電話よりも、広報の担当者からまわってきた電話のほうが丁寧に対応してくれることが多いというのが私の実感です。まさに、広報担当者は私たちの強い見方です。
こういうことって実は、議員さんたちにとってはごく普通なんですよ。気がつかないくらい普通のことなんです。(だから、私もこの情報収集術に気がつかずにはじめは苦労していたんです。)国会議員なら、各省庁に政府説明員(以前は政府委員といっていました。)という人たちがいます。この人たちは、国会内に特別に事務所(政府控室)があります。この政府説明員が、国会議員の窓口となって、その省庁のあらゆる情報を検索する窓口になっています。それから、国会図書館があります。国会図書館も国会議員のためにある図書館で、こんなこと調べたいというと、あらゆる図書から調査してくれます。ちなみにこんな法律があります。
国会法
第百四条 各議院又は各議院の委員会から審査又は調査のため、内閣、官公署その他に対し、必要な報告又は記録の提出を求めたときは、その求めに応じなければならない。
(略)
第百三十条 議員の調査研究に資するため、別に定める法律により、国会に国立国会図書館を置く。
但し、こうした法律の条文があるにもかかわらず、国会内での権力の差により多少の「サービス」の差が生まれるようです。もちろん、いわゆる大物政治家の先生には、素早く、詳細な資料が提供されます。しかし、反対の場合には、さんざん待たせたあげくに、資料の提供がないということもあるそうです。国会内でも問題のひとつとして取りあげられたと聞いています。ですから、私たちは、なおさら、上手に情報を掴む方法を学ばなければなりませんね。
また、国家議員が地元の役所の情報を得る場合に利用しているのが、各自治体の「東京事務所」です。一昔前にいわゆる「官官接待」で有名になりました。この自治体の「東京事務所」は、各自治体が国会や中央省庁から最新の情報を得たり、伝えたりするために設けている部署です。ここも、国会議員や、政府のお役人に対応するために、自治体の総合窓口的な役割を果たしています。(決して「官官接待」するためにある部署ではありません。念のため…。)
これで、あなたも、お役所からの最新情報を収集することができるようになります。あとは、実践で慣れていけばどんどん楽になると思います。今まで一度もお役所に電話をしたことが内という方は、とにかく、一度電話をしてみてください。最初の一歩を踏み出せば、次からは本当に簡単になります。がんばってください。
なお、こうして集めた情報をもとに、それを、どのように商売に活かしていくのか?などこの続きにご興味のある方は、こちらから、お問い合わせ内容欄に「続き希望」とご記入下さい。もちろん、この続きも無料でお届けいたします。
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続きの目次
☆3−3 情報収集術を学んだ後に重要なこと
第4章 情報がつぎつぎと入ってくる「アンテナの張り方」
第5章 本当の価値
☆5−2 売れる情報
最後にあなたへのメッセージ
